アンティーク・ヴィンテージ・真鍮製小物入れ

 

 

前回に引き続き、真鍮製骨董品のご紹介です。

今回は可愛い小物入れを入手いたしました。

 

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サイズ

高さ7cm、幅5cmほどの小さな小物入れです。

本体部分は、蓋と底より3mmほど細くなっています。

 

本体の詳細

 

薄い真鍮板を円柱状にして、別で作成した底面を貼り付けた様な形です。

さらに切り抜き加工を施した真鍮板を巻き付けるという少し変わった仕様になっています。

切り抜き部分は花かもしくは太陽をモチーフにした様な模様になっており、非常にシンプルなデザインですね。

貼り付けている板は少し赤味が強い真鍮で、そもそも本体で使用した真鍮板とは違う板と思われます。

 

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蓋の詳細

蓋部分の構造は本体と似ていますが、デザインは全く違う手法になっています。

まず構造は3段階になっていいて、つまみ、傘、底面の3つのパーツを組み合わせた形ですね。

 

つまみ部分にも引きやすいように歯車の様な模様が施されているのですが、なんと言っても目を引くのは傘部分の打ち出し加工です。

本体の切り抜いた板を巻きつける手法とは全く違って、蓋は打ち出し加工になっているというのが不思議です。この組み合わせは非常に変わってますよね。

 

しかも、傘には4面あって、どれも違うデザインになっています。

4面全て植物をモチーフにしているように見えますね。

かなり丁寧に作り込まれています。

まるでヴォイニッチ手稿みたいじゃないですか(!)

この蓋が気に入って入手したのですが、本体の少し粗めな作りに対してこの蓋に対する製作意欲の違いはなんでしょうか?(笑)

 

製造年代・製作国

不明です。

色々と調べてみたのですが、年代もどこで作られたのかもよくわかりません。

譲っていただいたコレクターの方曰く、20世紀中頃ではないか?とのこと。

印も何もないのでなかなか調べるのは困難です。

ヨーロッパの骨董品専門のコレクターさんなので、ヨーロッパのどこかで昔作られた小物入れとだけしか言えません。

 

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終わりに

真鍮製の小物入れはアンティーク界ではよく見かけます。

ヨーロッパでは昔からアクセサリーを入れたり、薬箱にしたり、化粧品を入れたりと生活に密着していた存在と言えます。

日本でも仏具では真鍮製が圧倒的に多いですよね。

人々の暮らしに寄り添う真鍮製の様々なものたち。

なんとも言えない温かみのある金属という独特の存在です。

真鍮への愛が止まりません(笑)。これからも色々と紹介していきたいと思います!

 




ABOUTこの記事をかいた人

ロボ丸です。 大阪で生まれ、関東と中部地方で育ち、また大阪に戻って来て随分経ちました。 シンプルで静かな生活を送っています。 真鍮製の雑貨や道具・暮らしに関わる知恵や思考・おすすめの本などについて情報を発信していきます。