ヴィンテージ南京錠(パドロック)・40’sUSNアメリカ海軍

 

 

1940年代にUSN・アメリカ海軍で使われていたBELL&SONS社製の真鍮製の南京錠(パドロック)を入手したのでご紹介いたします。

 

 

ヴィンテージの南京錠はたくさん出回っていますが、ミリタリーのものは高額ではないにしろ数はそんなに多くはなく、今回の熊型のものは少し珍しいかなと思います。

 

スポンサードサーチ

南京錠の歴史

南京錠の歴史はとても古く、古代ローマや古代中国、またはイングランドのヴァイキングの住居跡からも出土しています。

形状は様々であっても世界中で持ち運べる錠前として古くから製造され、日常的に使われていました。

19世紀頃に考案されたディスクタンブラー錠という仕組みのものは今でも生産している国があります。

他にも様々な機構の錠前がありますが、昔のものと大きく違って現代主流となっている仕組みは、錠前の機構がモジュール化されていて本体から離されていることにより交換ができるという点が挙げられます。

 

アメリカ製のヴィンテージ南京錠

CORBIN社、Adams&Westlake社、YALE社などはよく見かける社名になります。

MasterLock社は今でもいろんな鍵を作り続けている老舗のメーカーですね。

ですが、錠前を製造するメーカーは本当にたくさんあり、メーカー自体がなくなっていたり、メーカー名が変わっていたりと、正確なルーツを辿るのが困難なヴィンテージパドロックがたくさんあります。

 

スポンサードサーチ

日本製の南京錠

日本緑十字社、日本ロックサービス社、アルファ社などがありますが、ヴィンテージで出回っている日本製の南京錠はなかなか見かけません。

和錠と言って、かんぬき型のものや装飾豊かな大きな錠前などが江戸時代から作られているのでそういった鍵が南京錠の役割を果たしていました。

実際、海の向こうから南京錠が日本に入ってきたのもこの時期です。

当時日本では珍しいものに『南京』と付ける傾向があったので南京錠と呼ぶようになりましたが、南京錠自体が中国から来たという記述はありません。

 

終わりに

鍵の歴史は本当に古く、どの地域でも生活に密着していたものなので様々な鍵や錠前がヴィンテージとして数多く残っています。

日本でヴィンテージとして出回っているのはアメリカ製のものが多く見られますが、ヨーロッパのパドロックももちろんあります。

他にもインドやイスラエルのものもあり、デザインが少し変わっていてなかなか珍しいです。

しかも中東のものはデザインに関して洗練されていく必要が無かったのか昔から変わらないものが多く、現代でも販売されている南京錠そのものがとてもレトロなデザインだったりしますね。

高価なものでは全くないのですが、買い付けに行かれた方から直接情報をいただくなどしない限りなかなか日本で目にすることは難しいかもしれません。

 

ともあれヴィンテージの南京錠は、いつの時代に、どこで、どんな物を守ってきたのか?と思いを馳せながらコレクションするのも良いですし、まだ機能するものであれば、そもそも丈夫な南京錠ですから実際に錠前としてまた現役で使ってやるのも良いのではないでしょうか。

 




ABOUTこの記事をかいた人

ロボ丸です。 大阪で生まれ、関東と中部地方で育ち、また大阪に戻って来て随分経ちました。 シンプルで静かな生活を送っています。 真鍮製の雑貨や道具・暮らしに関わる知恵や思考・おすすめの本などについて情報を発信していきます。