【ククサを作ろう】ククサ作りに必要な道具と手順を紹介します!

こんにちは、ロボ丸です。

実は私、趣味でククサを作っています。

ククサとは、フィンランドの北部に古くから伝わる伝統工芸品で、白樺のコブをくり抜いて作るマグカップのことなんです。

使う人の幸せを願って作られるので、贈られた人にとっては幸運の御守りみたいな感じですね。

しかし、もちろん白樺のコブなんて簡単に手に入りませんので、他の木材で代用します。いろんな種類を試しましたが、なにはともあれ絶対条件はただひとつ。

加工しやすい木であること。

鑿、小刀、彫刻刀、基本はこの三つの刃物で彫っていきます。完全に手作業ですので硬い木では無理!刃も手もすぐに負けてしまいます。

加工しやすく、手に入りやすい木材としてオススメなのは、杉の木、科の木、朴木、檜、このあたり。だいたい東急ハンズさんとかで購入できると思います。杉は年輪の木目が綺麗だし、科の木は淡黄色でツルッとしてて、朴木は灰色のような緑色のような美しい色です。

朴木

杉の木

 

私が最近試したのはユーカリとマホガニー。これもまた加工しやすく、香りも良く、模様もよく、オイル仕上げの変化も予想の斜め上で、良いことづくしでした。

ユーカリ

マホガニー

 

ちなみにこれはシカモアという木ですが、もうとにかく硬い!

模様が虎の子のようでとても好きなのですが、腱鞘炎と小刀二本逝かれました…。

シカモア 

 

 

道具と用途、作業手順を見ていきましょう。

これは万力。まずは鑿でガンガン荒削りをしていきます。万力がないと作業時間が大幅に変わって来ます。

この時カップの部分もざっくり掘り始めておくことが大切。全体のサイズ感がつかめるし、ブロックの状態からじゃないと穴は掘り出しにくいです。次の項目に詳しく書きます。

 

刃物関係で主に使うのはこのあたりですね

インパクトドライバーは唯一の電気工具ですが、何に使うかというと穴を開けるために使います。カップの部分は基本すくい鑿とフックナイフで掘っていきますが、とっかかりはドリルで数カ所穴を開けてそこから鑿を当てていきます。あとは持ち手にザイルを通すための穴も開けます。

すくい鑿とフックナイフ

 

インパクトは穴を開ける以外にも、カップの深部に鑿やナイフがうまく当たらないときなどに補助的に掘ります。あると便利ですね。

スクリューボールのビットを装着したインパクト

 

豆平鉋も役立ちます!マグカップの丸いフォルムを整えていく段階にきた時、この鉋で少しずつ削っていきます。艶も出ますし、ククサ作りで鉋を使う人はあまりいないかもしれないけど、私は使用をオススメします。

 

サンドペーパーは仕上げに使います。目の荒さは4段階くらいで揃えておくといいですね。もうひとつこちらもオススメしたいのがサンドブロック。女優みたいな名前ですが、これも便利です。スポンジ状なのでカップの中を擦ることができます。

そして、横のキノコのタワシみたいなものですがこれ神アイテムなんです。ビットなのでインパクトに取り付けられます。そして、高速で回転するキノコタワシ…。これでカップの中をかなり綺麗に磨くことができます!商品名を忘れてしまったんですけど、確かパイプの中を掃除するためのアイテムだったと思います。

 

そして最終の仕上げには、ウォールナッツオイルを十分染み込ませてください。数日に分けて3回ほど塗り込むことで、乾燥によるひび割れを防ぎますし、液体のシミ汚れも防ぎます。何より無垢材からの色の変化がとても面白い!!これはククサ作りの醍醐味だと思ってます。

元は下のブロックの色。完成品にオイルを塗るとこのような色味の変化を楽しめます。

 

さて、いかがでしたか?道具はモノ作りには欠かせません。気に入った物、使い勝手の良いものは人それぞれです。自分にあった道具と、我流の作り方であなたも世界に一つだけのオリジナルなククサを作ってみてください!

 

ではまた次回!




ABOUTこの記事をかいた人

ロボ丸です。 大阪で生まれ、関東と中部地方で育ち、また大阪に戻って来て随分経ちました。 シンプルで静かな生活を送っています。 真鍮製の雑貨や道具・暮らしに関わる知恵や思考・おすすめの本などについて情報を発信していきます。