こんにちは、ロボ丸です。
カリフォルニアのロサンゼルスで、日本の寒冷地に古くからあるテキスタイル【襤褸(ぼろ)、刺し子】のデザインのアパレルブランド prospectiveflow がとってもカッコいいのでご紹介します。
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デザイナーはMUTSUさんという方
日本人の方でしょうか。
とにかくこのMUTSUさんが手がける襤褸、刺し子のデザインがとてもかっこいいです。
MUTSUさんのインスタグラムはこちら↓↓




MUTSUさんのインスタグラムより
かっこいいですね〜。
つぎはぎのバランスや、色も渋い。
デニムパンツの刺し子も真っ直ぐひと針ひと針丁寧に縫い進めていったのが見て取れます。
襤褸、刺し子とは?
襤褸(ぼろ)とは、ボロボロのボロ、ぼろ布のぼろです。
江戸時代より以前、寒冷地の貧しい農村地域で暮らす人々は、保温性を高めるため着物に布切れを何度も縫い合わせ、刺し子でさらに丈夫にし、何十年と子から子へと受け継いでいったそうです。
刺し子は手芸の技法の一つで、津軽の『こぎん刺し』、南部の『菱刺し』、庄内の『庄内刺し子』と日本三大刺し子と言われています。
昔の人々も、保温や補強のためだけではなく、様々な幾何学模様などを刺し子でデザインして貧しく厳しい生活の中でもおしゃれを楽しんでいたのかなと思いますね。
『芋畑の彦兵衛さんが着てる黒っぽい襤褸あるじゃん?刺し子がすごく細かくて複雑な模様のヤツ。あれ、カッコいいよね!』
なんて会話がなされていたことでしょう。
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日本の襤褸、刺し子デザインのブランド
いくつかありますが、おすすめはKAPITALとKUONです。
KAPITAL


KAPITALはもうとにかく唯一無二の独創的なデザインのアイテムが多いのですが、いざ着てみると『あら意外なんだかしっくり馴染むわ』そんな不思議な魅力のあるブランドだと思います。
襤褸、刺し子のアイテムも、 KAPITALらしくオリジナリティーがありますね。
KUON


刺し子は糸染めから織りまで老舗の工房で熟練の職人の手仕事というこだわり。
キャップの襤褸は古布を使っているのでもちろん一点ものです。
現代的なアートワークと伝統的なデザインの調和とバランスがとても洗練されていてカッコいいなと思います。
終わりに
襤褸や刺し子は欧米などで『日本のアート』としてすっかり認知されています。
デザインの世界ではBOROという英語も通用しますし、美術展なども開催されていたりします。
でも、襤褸はやっぱり着てなんぼだと思うんですよね。
世界でももっとたくさんの人に着物や作務衣と同じくらい浸透したらいいなと思います。
こちらはMUTSUさんのYouTubeチャンネル↓↓
丁寧でこだわりのある手仕事を公開してます!
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